PeaPod設立のきっかけになったのは、都内代々木公園で活動している「原宿おひさまの会」でした。
「原宿おひさまの会」は、ワクチンの問題性を世に問われている小児科医、毛利子来医師と患者であった保護者が始めた「自主野外保育活動の会(親達が交代で保育をし、野外で毎日体を動かして過ごす)」
四季を通じて親子共に野外で過ごす中、子ども達のアトピー・喘息や、母親達の不調などと向き合う中で、冷えから体を守ることも含め、下着を始めとする衣類の装備が大切だと学びました。特に妊産婦さんは冷やしてはいけないということも。
自主保育活動で出会った母親達は、真冬でも一日外で過ごし、忙しい育児と家事で自分を省みる時間も中々なく体を冷やしがちで、かといって女性の体に良い、動きやすく血行を妨げない(締め付けない)インナーウエアが当時の日本に無かったのです。
特に、快適かつ実用的で肌に優しい女性向けインナーウエアがとても少ない現状に「無いのなら、自分達で作ろう!」と、マタニティ期~産後・授乳中まで着られる多機能シルクインナー作りを始めました。
2002年頃からそれが口コミや贈り物利用としても広まり、ロングセラー製品となりました。そして2008年には株式会社PeaPodを創業。
PeaPodスタッフは社員、工房スタッフ、デザイナーまで、みんな子育て中の母親です。
女性の女性による女性のための会社です。
生きるための基本「自分の健康は自分で守らなきゃ。」
他人任せではない「暮らしの中でできる“衣”でのセルフケアを」
がキーワードです。
これは育児を通して学んだ「自分の健康を作れなければ子どもの健康も守れないとの教訓」でもあります。
そんな想いから作られるシルクインナーウエアをはじめ、柔らかく使い勝手の良い無漂白ネルナプキン(無漂白ならではの柔らかさと、起毛加工で温かく吸収も良い)、同じ無漂白ネルの母乳パッド、より敏感な顔のお肌にも優しいシルク&リネンのマスク、リネン100%ならではの速乾性で、抗菌性が高く和食器に合うサイズに仕上げたキッチンクロスなど、女性の視点で開発を続けています。
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こちらの文章はオルターでの取り扱いが始まった時に掲載された文章です。
改めて読み返してみて、設立から今までここに書かれていることが
何も変わっていないことに、自分たちで驚きました。