◎スタッフKのつぶやき
「生みの苦しみ」
いつもいろんなところでお話していますが、ピーポッドは店長YONEと私スタッフKの二人でやっている小さな会社。
店長YONEはもちろんピーポッド商品の生みの親。
体調による肌感覚の変化から求める肌着がなかなか見つからず、市販のインナーを着ることができなくなり、「無いなら作ろう!」というシンプルな発想で始まったのがピーポッド。もう20年近くになります。
私スタッフKは、店長YONEの子供たちが通っていた保育園時代のママ友。気がつけばこの仕事に関わって15年…いや16年?
そんな私たちが今になって「生みの苦しみ」を味わうことになるとは、当時は想像もしていませんでした。
約20年前、「無いなら作ろう!」の思いで、市場になかった“ゴム無しインナー”をつくるために、店長YONEはすでにその苦しみを経験していました。
インナー1着を作るために、糸屋さん、ニット屋さん、裁断屋さん、縫製屋さん…。技術の結晶ともいえる工程を一つひとつ探し出し、できること・できないことを確かめながら奔走したのです。
その結果、こうして20年も会社を続けてこられたのです。すごいですよね?
下北沢の隣町「池の上」に実店舗もOPEN。遅咲きガール。

なんとなくゴロゴロと転がるように運営してきた会社ですが、ここにきて自分たちの未来を考えるようになりました。
数年先の自分はどんな姿なのか。会社をどうしていくのか。
50代を迎え、そんな漠然とした不安がリアルになってきたのです。
その根底には「このまま“なんとなく”で転がり続けていいのか?」という思いがあります。
未来は誰にも分からないけれど、進む方向を変えることはできる。
だからこそ、“なんとなく”ではなく、“確かな自分”を築いていきたいと思うようになったんですね。
そう考え始めると周りにアドバイスしてくれる人が集まってくるのです。不思議。引き寄せの法則ですね。
この池ノ上の事務所に引っ越してから、会社運営や商品開発について助言してくださる「アドバイザー」が現れました。
そして、糸屋さん、ニット屋さん、裁断屋さん、縫製屋さんに加えて、新しく「パタンナーさん」という存在が仲間入り。
ここから店長YONEは2度目の「生みの苦しみ」を味わうことになるのです。
パタンナーさんとは、その名の通りパターン(型紙)を起こす人。
パターンがなければ裁断も縫製もできません。
これまでは店長YONEが手描きした型紙をもとに製品をつくってきましたが、それをきちんとデータ化して残す必要が出てきました。

今、縫製を担ってくれている職人さんも高齢の域に入りつつあり、この方がいなければ商品が作れないという現実があります。
他の工場でも同じクオリティで生産するためには、正確な「パターンデータ」が欠かせないのです。
店長YONEの手描き型紙は、パタンナーさんによってデータ化され、ついに新しい工場でも生産できるようになりました!パチパチパチ!(まだ1商品だけですが!)
そして、計画からすでに1年以上が過ぎてしまった「YUI(結衣)」シリーズ。
上質な薄手のシルクとコットンを、接結(せっけつ)という技法で1枚に仕立てた生地。
上質な肌ざわりに加え、ふわっと軽い着心地は格別です。
この生地をどう商品にするか悩み続けていたところに、アドバイザーさんから「YONEさん、まずはイメージ画を描きましょう。」と言われ、娘の画材をがさごそと探し出し、うんうん唸って描いたのがこちら(笑)。
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一応、美術畑出身の私スタッフK。このデザイン画を見て「もうイラストは描かない!」と店長YONEに言いました。アドバイザーさんからは「イラストの仕事もできるんじゃない?」と別の視点のアドバイスも。
本当はこんなに細かく描かなくていいんだ。猫ちゃんまで登場している。
でもすごく伝わる!あの生地でこんなウェアができたらめっちゃいいじゃん!
そのデザイン画と手描きの型紙をもとに、パタンナーさんが仕上げてくれたのが「トワル」(試作品の仮縫い)。
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めっちゃいいじゃん!!!
モデルは私たちのアドバイザー468一丸東京さん。
デザイン画のまんま!まんまだよーー!
これ部屋着どころか、買い物行けちゃうんじゃない?
着ると心が軽くなる、そんなウェア。
「YUI(結衣)」シリーズ、近日発売です。
どうぞ楽しみにお待ちください!
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で、私スタッフKはどんな生みの苦しみを味わっているのかというと
これ↓(笑)

長くなりすぎたのでまた次回に!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。