その上で、洗い方のポイントをいくつかご紹介しますね。
◎「ゴシゴシ擦らない」→漬けおきでカンタン・清潔に
「シルクはたんぱく質で出来ているので、アルカリに弱い」というのは事実で、
Pea Podでもお洗濯については中性洗剤をおすすめしていますが、
実のところ何よりもダメージが大きいのは「紫外線」と「濡れた状態で摩擦すること」だそうで、
つまり、洗濯をする時にゴシゴシ擦り合わせるのが最もよくないのです。
そこで、やっぱり一番のおすすめは「漬けおき」。
もともと汚れが付きにくく落ちやすいのがシルクの特徴ですから、
洗剤液に浸しておくだけで、汚れが繊維から分離していきます。
例えばお風呂に入る時に洗面器等で洗剤液に浸しておき、
上がったら優しくゆすり洗い&すすぎ→脱水。
漬けおく時間は必要でも放っておくだけなので、手間はかかりません。
◎「せっけんでササッと」→帰宅して手を洗うついでに
え~!?せっけんはアルカリ性では!?と思われる方も多いかと思います。
確かにそうなのですが、手や顔、髪などを洗えるものは、アルカリはそんなに強くありません。
せっけんで洗ったら髪や肌が溶けるとか(ホラーか?!)ないですもんね。
人の体に使えるものなら、そんなに敵対視しなくとも良さそうです。
(アルカリ助剤が入っていない純せっけんだとなお良し)
大切なのは、アルカリ成分が残らないようにきれいに手早くすすぐこと。
しかも酸性汚れである皮脂などと触れるうち、アルカリ性はどんどん中和されていきます。
幸い、せっけんの海面活性成分は合成洗剤とは違ってサッと水に溶け出すので、すすぎが簡単!
いくら弱酸性であっても成分が落ちにくい洗剤系(ボディソープなど)よりも、繊維に残りにくいそうです。
ポイントは、「よく泡立てて、その泡で洗う」ということのようですね。
手を洗ったそのついでに、もう一度よくせっけんを泡立てて、
優しく泡をなじませるように滑らせて洗う→すすぎ&脱水。
とにかく時短です!
◎「シルクの摩擦を防ぎながら手間いらず」→ネットに入れて洗濯機で
前述のように濡れた状態での摩擦を防ぎたいので、目の細かい小さめの洗濯ネットを用意します。
シルク面を内側にして半分に折り、ネットに入れて洗濯機へポン!
まだ自分で洗えない小さなお子さんの分など、
洗う枚数が多いご家庭となると手洗いも大変ですものね。
そんな時は洗濯機の利用もアリだと思います。
(実際、シルクインナーでは長年洗濯機を使っているワタシです・・)
ただ、洗濯機を回すタイミングを考えますと、
洗濯の頻度に合わせたマスクの洗い替えが必要になりますね。
以上、いくつかご紹介しましたが、あくまでもどれかを推奨するということではなく、
皆さまのライフスタイルと感覚的にフィットするように扱って頂ければと思います。
そして、脱水から後はぜひ・・「お手入れ動画」をご参考になさってくださいませ♪