先月、私スタッフKは誕生日を迎えました。
久しぶりの友人からLINEが届きました。
「Kちゃん元気?お誕生日おめでとう!実は私、ガンが再発しちまって、抗がん剤の治療を受けていて、明日が最後なんだー」
目の前が真っ暗になるとはこのことだと。
急に周りの音も何も聞こえなくなって、頭が真っ白。真っ暗と真っ白。
彼女は20代の青春時代を本当に密に密に過ごした唯一の友人。
数年前に大腸がんを患って治療を終えたばかりでした。
「でも定期健診ですごく初期に見つかって、経過は良好なんだ。頭ツルツルだよ(笑)」
少しだけホッとした。
誕生日の夜、布団の中で大泣きしました。
翌日、少し気持ちも落ち着いて、いやいや、今の医療はすごいんだ。
とにかく治療は病院に任せて、友人にシルクのショーツを贈ろう!と意気込んで出社。
シルク100%の丸編みショーツがいいかな。おなかの傷に優しいだろうな。
と、あれこれ考えていたら
「頭ツルツルだよ」
この一言がすごく引っかかった。
彼女は目が大きくてとってもかわいい顔をしていて、そうか・・・・髪の毛がなくなってしまったのか・・・・。と。
そこで思いついたのがウィッグでした。
シルク100%のワッチキャップにウィッグがついていたら、敏感になった頭皮にも優しくてとってもいいのでは!
思い立ったらイノシシ年。横なんか見えない、まっすぐ突っ走る。
検索の鬼といわれた私スタッフK、ネットの隅から隅までウィッグ付きのシルクのワッチキャップを探し回ったのです。
でも、ないんです。
お出かけ用はある。でもイメージが違う。
私がイメージしているのは、日常使い。お出かけじゃなくて、家にいても気にせずかぶっていられるもの。
そう、昔聴きまくっていたYMOのジャケットのような《被り物》

なければつくろう!
我が社の理念じゃないか!
何ならシルクのハギレはいっぱいあるぞ!
止まらないイノシシはますます加速して、イメージぴったりなウィッグ付きのワッチキャップを作り始めたのでした。

ネットから拾った型紙をあれこれアレンジしてみました。
深すぎず、浅すぎず、ぶかぶか過ぎない。
塩梅、結構難しい。

何とか苦戦してワッチキャップは完成!
かぶり心地もかなりいい感じ!これなら敏感な頭皮にも優しい、ばっちりだろう!
そして本題はここから。
私はウィッグ付き、と言いましたよね?
ウィッグのついたヘアバンドのようなものを作りました。
頭の径がわからないから、後ろで縛るようなもの。

ワッチキャップを検索していた時にとにかくよくみかけたレビュー、それはウィッグのチクチクでした。
毛並みが良くても、かぶった時のゴムのきつさやちょっとした縫い目のチクチクがみなさんお悩みでした。
まさにシルクのショーツと同じお悩みを持っている。
だから、購入したウィッグを切ってシルク100%でくるんでみました。
これもばっちり!

これが組み合わせた感じです。
ウィッグがいらないときはワッチキャップだけをかぶり、お出かけの時はウィッグはちまきを巻いてワッチキャップをかぶる。
しかもシルク100%の優しい肌触り。ちゃんと袋縫いにしたので縫い目も当たらない。ウィッグの緩さは縛り方で調整できる。
そしてお出かけ専用ではなくて日常使いができる!
ちょっと縫い方はへたくそだけど、まさに理想のものが出来上がったのです!!

ちょっと目力強いですが、スタッフKかぶってみました。
超いいかんじーーーー☆
この思い、届けーーーーー!!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました☆
