私より先に開封した夫の顔色がみるみる青くなった。
何と、胸部X線の診断結果がE判定。
精密検査を受けるための紹介状とX線写真のデータが同封されている。
そこから病院行くまでの3日間、ありとあらゆることを考えました。
もしやんごとなき事情を告知されたら、私はここから何をする?
いや、何ができる?
催事でいつも来て下さるお客様に「いつも定番商品しかなくて、変わり映えしませんが…」と言ったら、
「いやいや、新商品出さなくていいから、今の商品ずっと作り続けてね。もう廃番です、って言われるのが一番残念だから」と。
目からウロコだった。そうか、まずそれだよね、と。
そんな、Pea Podの商品を愛し続けて下さる方々に、ちゃんとお届けし続けたい。
その2,問題も感謝の辞も、先送りしない。伝えるべきことは、今すぐ伝える。
今までもこれからも、たくさんの人に支えられているのに、どこか当たり前のようになってないか。
今起きている問題は、先送りしない、感謝の気持ちは、今すぐに伝えたらいい。
その3,子どもらにちゃんと生活のすべを教える
子どもはきっと、親じゃなくても社会が育ててくれる、と楽観的に思っている。
学びも、礼儀も、家庭を一歩出た社会で、親以外のオトナに叱られる経験が大切。
その社会との関わるための道標さえ持たせてあげられれば。
でもその道標ってなんだろう?
親はずっと寄り添えないのだから、
解らないことを教えてもらうとか、困った時に助けを求められる人であってほしい。
その勇気の源はどこから?
と考えていったら、結局、問題解決に取り組める健やかな心身は、暮らしが創るのだ、と思い至った。
食べることはもちろんだけど、自分で自分の暮らしを整えていく力。
そうだ、今、あれこれ教えることがあるとしたら、まず、暮らし周りだ、と。
そこで、ちょうど急に寒くなったこともあり、あらためて末っ子と「衣替え」を一緒にやりました。
そういえば、いつも急に冬服や夏服が必要になって引っ張り出しては、教える方が面倒に感じて、つい自分がやってしまっていた気がするから。
昔、母がやっていたように。
きっと私も、何度かは一緒にやって教えてもらい、覚えたのだと思います。
新聞紙を衣装ケースの縦と横のサイズにそれぞれ合わせて折り、
十字型に底に敷いて、衣類をたたんで入れていく。
新聞紙を使うのは、虫が嫌うから。
最後は、短辺も長辺も蓋ができるように重ねてかぶせる。
当時はまだブリキ製の箱のような衣装ケースを使っていて、
まるで和菓子を丁寧にしまうみたいだな、と思ったものです。
ファッションの世界は最も環境に対する負荷が大きいそうで、たくさん水や電気を使って作り、たくさん残って、たくさん破棄される。
そんな中で、今ある衣類を少しでも大切に扱うこと。それは、買う前に考えること。無駄な消費をしないことに繋がる。
そして、そうやって暮らしを整えたり、大切に扱うことは、自分を大切に扱うことに他ならない。
そのために私に出来るのは、衣替えを教えることくらいかもしれない。
そして、衣替えを教える時間を与えられていること、そのこと自体にまず感謝した、そんな一件でした。
健康診断って大切ですね。