ナチュラル雑貨系の催事で必ずお会いする方が居ました。
いつも溢れるほど人がいっぱいの某人気衣料品メーカー店頭で、テキパキ・バリバリ販売をされているイケメンカリスマ社員、Yさん。
実は彼、その会社の創業者の息子さんなのですが、お店の構築や撤収の手際の良さはもとより、丁寧で朗らかな接客にはファンのお客様も多く。
どこの催事でもイキイキとお仕事をされていて、お客さんも隣り合うブースの人たちも巻き込む不思議なオーラを放つ存在でした。
ところがそんな彼が今回は、いつもと違うブースに立っているではありませんか!
しかも販売しているものは、おもわず手に取りたくなる優しいカラーと形のせっけんたち。
聞けば、肌にも環境にもやさしいファミリー向け石けんブランドを立ち上げたとのこと。
もうすぐ2歳になるお嬢さんは、生まれてすぐから出始めた皮膚湿疹がすごくて、良いと聞くものは片っ端から試してこられたそうで。
そんなお肌のトラブルと向き合う中で、大切にしたいと感じたことを暮らしで実践すべく、お父さんの会社を退職して起業されたのでした。
見せていただいたスマホの画面には、生後数か月の頃のお嬢さんの写真。
顔中が湿疹でじゅくじゅく・パリパリ、いかにも不快そうにムッツリした表情の赤ちゃんが映っています。
続いて、ツルピカのお肌に満面の笑みで振り向く女の子の写真。
お嬢さんは今ではすっかり状態も良く、Yさんも以前は出張で留守ばかりしていたけれど、今は一緒に過ごす時間も増え、お子さんとの生活を楽しんでいらっしゃる様子です。
「結局、何が良かった(効いた)んですか?」との質問にYさんは、
「笑顔です!」と即答。
え、どういう意味!?と驚くと同時に、そういえば我が身にも経験があったことを思い出しました。
赤ちゃんにとって、もっとも多く目に入るのは、自分をのぞき込むママやパパの顔。
でもそれが、我が子を不憫に思うあまり、ついいつも「可哀そう…」という表情をしていたならどうでしょう。ましてや赤ちゃんの眼を見るよりも、お肌の状態の確認ばかりに目が行ってしまったら…。
言葉のコミュケーションを持たない赤ちゃんにとっては、アイコンタクトや話す言葉の響きがすべて。
そこから大人たちの不穏で悲しげな感情を感じ取れば、自らもまた、そのような気持ちになってしまうかもしれませんね。
それに気づいたYさん、「まず、親である自分たちが笑顔でいること」が最も大切だと痛感したそうです。
それからはひたすら「自然に笑顔がこぼれる」暮らしを第一優先に、様々なことをシフトしていくうち、気づけば良くなっていった、と。
ああそうだった、と思い出しました。
親が可哀そうだと思うと、子どもは「自分はかわいそうなんだ、ママを悲しませているんだ」という気持ちになり、心も身体も不安定になる。
逆に、できるお手当は淡々とやりつつも、楽しく過ごせる時間をたくさん作ることで、子どもは痒さを忘れて遊びに熱中でき、たくさん遊ぶとしっかり食べてぐっすり眠れて身体も成長する…というのは、私もアトピーが酷かった次男との暮らしで実感してきたことでした。
もともとYさんの奥様の実家は、大阪で丁寧なものづくりで定評のある石けん工房。
娘のように肌の敏感な方にも安心して使える石けんを通して、 「家族みんなを笑顔にしたい」という想いから生まれたのが、先述のせっけんブランドです。
…と、またまた前置きが長くなりましたが、話は戻り、
そのせっけん屋さんブースで絹の繭玉がディスプレイされているのを発見しまして。
えっ、これってシルク入りのせっけんですか!?と思わず購入して使ってみたら、これが素晴らしく良い!!
もっちりした泡の細かさも、泡切れの良さも、その後のしっとり感も。
これは単に「シルクが入っている」というだけでなく、石けんそのものの造り方にとことんこだわって、丁寧に妥協なく仕上げられているからだと直感しました。
→こんなんだったら私も続けて使っていきたい!
→あ、これ、Pea Podのお客様にも使ってみてもらいたい!
「…あのー、これって、仕入れられます??」
⇒「できますけど、どうせならPea Podさんらしいオリジナル石けん作りましょうよ!」
⇒⇒「ぇえ~~~、そんなこと出来るんですか!?」
お、思わぬ展開に・・・
(次回に続きます)